鼎泰豐の沿革
鼎泰豊は1958年に創業、1972年に当初の食用油を取り扱う油問屋から小籠包と麺・点心を売る店へと経営転換しました。
鼎泰豊は1958年に創業、1972年に当初の食用油を取り扱う油問屋から小籠包と麺・点心を売る店へと経営転換しました。
小籠包の販売を始めてから品質とサービスの向上に専心したところ、たちまちにあちらこちらへ評判が広がりました。新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介され、商売は次第に繁盛していきました。今では地元の一般の方々に愛されるだけでなく、数多くの政財界の著名人や国際派映画スターからも、一度は絶対に食べてみるべき最高に美味しい料理と絶賛されるようになりました。1993年1月17日、鼎泰豊はニューヨークタイムズ紙の世界で最も特色ある十大レストランの1つに選出されました。しかも、世界十大レストランの中で唯一のチャイニーズレストランでした。
2010年には香港九龍新港店が、グルメにとって世界的権威であるミシュランガイドで1つ星の評価を獲得しました。これは、台湾飲食業界のブランドにとってこの上ない栄誉といっていいでしょう。台湾の飲食ブランドが初めてミシュランに認められたのです。台湾本店と世界各地の支店にとっても大きな誇りです。
鼎泰豊は、アメリカ、日本、韓国、シンガポール、中国、香港、インドネシア、マレーシア、オーストラリア、タイといった国や地域に海外支店を展開しています。鼎泰豊の美味しさは台湾人の舌を大いに納得させただけでなく、世界各地でも同様に、台湾を代表するこの美味しさを楽しんでいただけるようにしたいと考えています。
飲食サービスで大切なことはサービスの温かさと柔軟性です。鼎泰豊のサービスは真心からのもの。お客さまのニーズを最優先、求められてからではない自発的なサービスをご提供します。細やかなサービスをひとつひとつ積み重ねていくことで、鼎泰豊のサービス理念とブランド価値をつくり上げていきたいと考えています。
父である鼎泰豊の創業者・楊秉彝から経営を受け継いだ楊紀華は、もとの小規模軽食店の経営方式から企業による経営管理へと転換、世界に通用する国際的な美食レストランという目標を達成しました。最高の品質と完璧なサービスの提供を第一とし、一日の業績記録には挑戦しないという理念をもってブランドの知名度をアップ向上させ、永続的な経営を実現させています。
素材厳選へのこだわり、食材の入念な処理、調理での厳格な味付け、質の高いホールサービス、どのシーンにおいても慎重に取り組み、幾重にもチェックします。こうして初めて、この信念をお客さまのテーブルに運ぶことができるのです。
美食へのこだわりは、お客さまに対するひとつの責任です。一刻一刻が消費者の皆さまに感動を与える正念場であり、細部のひとつひとつが鼎泰豊ブランドというピラミッドを形作る砂だと考えます。こうした鼎泰豊の心尽くしをもって、お客さまにはいつも安心してお召し上がりいただいております。
美味しい料理への拘りがお客様に対する我々の責任であり、時を越え、お客様の心に響くパフォーマンスの継承が鼎泰豊ブランドの役割です。 鼎泰豊は、日々の営業の中で細部に渡る業務改善の積み重ねを行うことが、ブランドに輝きを増す要素になっており、信念である「全てのお客様に安心・安全なお料理とサービスのご提供」に導かれております。